木製の茶筒は、日本全土で茶道具として親しまれてきました。最上地方も例外ではなく、茶筒製作を生業にする人がいるほどに現在でも多くの家に茶筒があります。 日本の暮らしに馴染んできた美しい筒の形に着想し、普段から使える弁当箱に昇華させました。腕利きの職人が製作した二段の弁当筒は、それぞれがきつ過ぎない密閉感に調整されていてお弁当用途に考えられています。